突然ですがラルクのライブ「ASIA TOUR 2005」を観に東京ドームへ行ってきました。
やっぱりドームはでかかった。
1階スタンド、アリーナはほぼ満杯。2階が9割くらいの埋り具合とまだまだ健在の模様。ただ、明日も公演があるためかファンも全員がコアってわけでもなく、そこそこの盛り上がり。
ドームで音が悪いのは確かだけど、それでも生音はダイチ低音を聴くよりはるかに心地よかった。
えーと、詳細レポを書いても読む人はいないと思うので、ハローのライブと比べてのことを少々。
・まわる人はいません。
・ヲイヲイいう人はいません。
・準備運動する人はいません。
・裸で着替える人はいません。
・サイリウムを持っている人もほとんどいません。
(スタンドから見て20人いたかどうかくらい)
・当然指の間に何本も持っている人なんていません。
ただ、マナーとして悪いところもちらほら見えました。
・客の携帯使用も注意されている人はいませんでした。
・ビデオを堂々とまわしている人もいました。
こんなに無法地帯になっているのには驚きました。
ここ見てくれる人でラルクヲタがいるとは思わないけど一応ネタバレなんで以下隠します。
セットリストはyukihiro加入以降のシングルとHEART以降のアルバム曲から数曲ずつをちりばめた構成でその中でも「Caress of Venus」がはずれなかったのはでかかった。時間としては本編1時間半、アンコール?が1時間の計2時間半の公演。
演出部分で印象的だったのはアンコール後。ホームベース付近のやぐらの幕が突然撤去され、姿を現したのはドラムセットが設置されたステージ。しばらくすると両スタンド隅からリリーフカーにのってメンバーが登場。時にスタンドの観客と握手をしながら、サインボールをスタンドに投げ込みながらサブステージまで移動。
そこでkenちゃんがドラムにスタンバイ。ここではっと気づいた。パンクアンシエルである。知らない人に説明するとラルクの各パートをチェンジしたカラオケバンド。Tetsuのボーカルはやっぱりワタシにはきつい。すっかり忘れていた。娘。コンの終盤で出てくる「GO!GIRL」くらいに存在を忘れていた。一気にテンションが下がり「ROUND AND ROUND 2005」と「Milky Way」を聴く事になった。ちょっと驚いたのはホームベース付近のステージなのにアリーナではなくスタンドに正対した状態で歌っていました。メンバーと正対できているのはバックネット付近の客のみ。数万の客がメンバーの尻をみることになった。それでもアリーナの客はちゃんと盛り上がっているのはえらかった。
持ち歌の2曲が終わるとまたリリーフカーにのってスタンド隅に帰っていき、再びメインステージに登場し正式アンコール開始。昔のシングル曲のメドレーが開始され、松浦のヒットパレードが頭をよぎった。カットっぷりもすさまじかった。一番聴きたかった「Blurry Eyes」もサビ1フレーズで消化されたり、「flower」もすごい切り口。観客の反応が一番大きかったように感じただけにもったいなかった。ただ、「Blurry Eyes」お約束の間奏明けのホイッスルとか「flower」のハーモニカなど一応気が利いている部分もあった。まぁシングル曲の多さとアルバム曲の曲数を考えると仕方ないかなとも思えた。この思考回路はヒットパレードのおかげだろうか。そして最後に大ヒットしたと思われる「HONEY」でフルコーラス歌いメドレーは無事終了。
SMILEの「FeelingFine」という曲も披露されたけど、これがモロヲタ芸にシンクロする曲でちょっと普通に楽しむことはできなかった。間奏途中でメンバー紹介を野球のスタメン紹介風にしていておもしろかったんだけど、曲中は脳内で回る人とかヲイヲイする人がでてきてしまった。もうワタシはもどれないんだなと思いました。
最近のシングルをいくつか歌ったあと、最後の最後に虹を披露。曲中には復活ライブでもあった羽が落ちてくる演出に目頭が熱くなった。この特別な曲がメンバーにとってもいまだ変わず大切な曲であるのはとてもうれしかった。
全体的として曲数の消化量はアジアツアーというだけあって多かったし内容も濃く、最後がきっちり締まっていたので満足して帰れた。
ただ、やっぱり10年の古参ヲタとしては昔の歌も聞きたかったなぁ。